このごろ散歩中に出会う犬はアルゴだけになった。
みんなどこへ行ったのだろう? でもアルゴはいつもここにいる。
アルゴは夜中は警備のために遺跡の中にいるが、オープン時間がすぎたころ、ちょっと外に出してもらう。ここにいると大好きな音楽が聞こえるし、若いミュージシャンの隣に座って、ずっと聞いていることが多い。ほかには外で猫たちがゴハンをもらっているのを見学したりする。このごりアルゴは年を取ってきたので、なんとなく寂しい。
犬は言葉を発しないけれども、いろいろ波乱の人生を送っていたり、あるいは波乱の人生の人々を見ているのだと思う。
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