いつも野良の面倒見ていた風の塔のミスターはいません。
この夏、警察の世話で、エーゲ海の見える小さな家に移ったのです。
ミスターはもう年を取ったので、外で寝ると風邪を引きます。
ミスターはたぶんEUの国の人なので、自分の国へ戻れば手厚い保護を受けるのですが、
ギリシャで暮らしたいということで、屋根と食事が保障されたところへ行きました。
ミスターは風の塔のフェンス脇に寝床を作り、夜になるとアルゴがどこからか戻ってきてミスターのそばに寝ていました。
また仔猫のヴァユ、キジ猫のミミちゃん、黒猫のゾルバ、みんなミスターの寝袋で寝ていたのです。
今年から風の塔の野良たちにとって、さびしい冬になりました。
ミスターがいなくなったので、アルゴやほかの犬のゴハンはどうなったのだろう?
アルゴの食べ物を持って出かけるのですが、このごろは見かけません。
食べるものがないときは、モナステラキのスブラキ屋さんから離れて、
迷惑にならないように寝ているのを見ました。
ごめんよ、アルゴ、、、私は、そう思ってしまいます。
きっとミスターもエーゲ海の見える小さな家で、ごめんよ、アルゴって言っているのかな?
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